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当社は、業界や機器により、専門的な営業担当が仕様のヒアリングをさせて頂きます。
仕様決めにおきましては、コストの大半を決める大切な作業になりますので、じっくり丁寧なお打ち合わせを心がけております。

当社へのご注文が確定しますと、仕様に基づく機器構成にて、構想してきたものを具体的な形に設計して参ります。
サイクルタイムや制御的な観点から機器構成が決まる物もございますので、当社の機械・電気設計が一体となり、ご承認図の提出を行います。

ご承認図が返却されますと、部品の製作・手配に入ります。
当社では、長きに渡りお取引き頂いている部品加工メーカー及び迅速且つ安価な購入品商社など、多くの仕入先様からの協力を頂き、高品質での調達を心掛けております。
部品単品や単体購入部品などだけのご提供もさせて頂いております程の品質でございます。
部品入荷後は入念な品質検査を行い、次工程となる組立部署へ引渡しとなります。

各種部品が入荷されますと、工程表の確認、進行計画の確認を会議し、組立業務に移行します。
組立作業では、設計図通りに測定器などを用いながら作業を行い、組立が終盤に差し掛かると油や動作、そして保全性に配慮した電気配線工事を行います。
一貫した生産体制を整備している当社では、この工事中も問題は無いか、営業や技術陣が確認に現場へ出向き、品質確認を行っております。
そして、全工事が完了しますとＩ／Ｏチェックをし、魂となる制御を入れ込み、無負荷運転からテスト製品での試運転を繰り返し行います。
工程表に基づく試運転が完了しますと、お客様による出荷検査のお立会いを当社実機にてご確認いただき、仕様を満足している事を確認しまして、出荷許可となります。

当社で扱う機器は人手では運べない、大きく長い機械が大半を占めます。
当社では長年一緒に作業をしている重量屋さんと共に、機器の搬入を安全に行い、機械の復元を行います。
復元後Ｉ／Ｏチェックを行い、再度お客様の工場で単独試運転を行い、問題ない事が確認できましたら、前後の専用機などとの安全確認（Ｉ／Ｌ確認）を行い据付完了となります。
据付完了後は、お客様の指示のもと全体試運転を実施し、いじわるテストなどを経て完了となります。

生産稼働に入る前には、オペレーター教育として１～２日の間で、ご利用いただく方々に設備の操作方法などをご説明させて頂きます。
その後、お客様の生産計画に合わせてお立会いを実施し、量産でも問題ない事を確認しましてお引渡しとなります。

当社の設備は、日本全国に渡り納入させて頂いております。
遠方の納入先様におかれましては『予期せぬトラブルが心配』と言う声を受けまして、積極的に『リモートメンテナンスサービス』をお勧めしており、高い評価を頂いております。
昨今では、『監視カメラの設置』や『IoTによる故障予知』なども複合するなど、トラブル時の対応や未然防止に努めており、『生産を止めない』『最小限に留める』事を最優先にサービスの向上に努めております。
しかし、劣化や消耗などは定期的なメンテナンスが一番有効となりますので、納入後もお客様の声をお聞かせ頂きながら、アフターサービスの向上に努めてまいりますので、ご安心して当社にお任せください。